発災時、公助はうまく機能するでしょうか?
能登半島地震では最大3000人以上が孤立したとされます。怪我をしても救助が来ない、水道が止まったのに水が来ない。そもそも自治体へ連絡ができない。そういったことが実際に起こっています。
それでは、首都直下型地震が発生するとどうなるでしょうか?経済被害の予測が160兆円と規模の大きさもさることながら、中央の機能が麻痺し、公助が働かなくなることも想定されます。
こういった緊急事態には共助が不可欠となります。
今、杉並区には重機オペレーターや土木技術者が不足しています。災害時に他地域からの支援には時間がかかります。我々の手で杉並区を守らなければなりません。
昨年、東京大学災害対策トレーニングセンターが共助の担い手の武器として重機の操作ができる機会を作りました。
私たち学生も防災の当事者として東大重機部を設立し、重機操縦をできる人間を育成し、首都直下型地震に備えます。
活動内容
重機練習会
小型重機の操作練習を行います。現在、ショベルカー及びホイルローダーを準備中です。
日時:不定。部員の都合に合わせます。
場所:杉並区高井戸レクリエーションセンター(〒168-0072東京都杉並区高井戸東1丁目16-1)

重機のペーパードライバー講習会の運営
防災に興味を持っている市民を対象に、重機操縦の講習会を重機部が運営します。得られた収益は団体活動費に充てる他、部員にも還元します。
その他活動
防災に携わる一員として、防災の取り組みや研究の見学、最新の重機の体験試乗など、重機部ならではの活動も実施していきます!